そっか、ついこの前まで付き合ってた男がいたんだ。
おそらく、多くの男性はそう思う。
彼氏くらいいたって別に普通なのに、それで反感を受けてしまうのが婚活パーティーだったりする。
長年つきあっていた彼女と別れたので参加しました。よろしくお願いします。
もし僕がこんな紹介文を書いたら、カップリングどころかドン引きされるのが落ちだ。
そのあたりの感覚に乏しい2番さんだけど、そこがまた可愛く思えるから仕方ない。
「今日はありがとうございました。でも僕なんかでよかったのかな」
「え、そんなこと。選んでもらえて嬉しかったですよ?」
「でもきっと、いいねとかカップル希望、いっぱいもらえてたんじゃないですか?」
素直な彼女は照れながらも事実を包み隠すようなことはしない。
「は、はい。いっぱいもらえてビックリしました。私、初参加だったんですけど、やり方とかよくわからなかったから」
「当然だと思いますよ。今日来てた女性の中で、一番綺麗だったから」
「え、えぇ……ホントですか?」
「もちろんです。ちなみに、何人くらいからもらったんですか?」
ごまかすようにお茶を飲みながらも、ずけずけと訊いてみた。
現にカップリングしてアフターティーを楽しんでいるという事実がもたらす余裕で。
<参加したパーティーの公式サイトはこちらです>
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