選択肢1 素直に諦める。
なんといっても年齢が違う。こちらより一回り以上若い。それだけに魅力的で、笑顔も可愛いくて、仲良くなれたら楽しいに決まっている。しかし……一般論として、彼女が僕をパートナーとして選ぶはずがない。きっと趣味だって違うし、周囲の目もある。さっさと諦めよう。
選択肢2 恋人として。
彼女はまだ26歳。婚活パーティーに参加しているとはいえ、必ずしも即座の結婚志向とは限らない。まずは遊び仲間や恋人を見つけ、あわよくば結婚に進む……つまり婚活というよりは恋活。その相手としてだったら、僕にだってワンチャンあるかも。軽快なフレンドトークでカップリングを狙おう。
選択肢3 結婚相手として。
もし彼女が真剣に結婚相手を探しているなら、こちらもその気になって真剣に臨めばワンチャンあるかも。婚活は時に、年齢や収入の条件面よりも、相手の必死さや誠実さに心打たれるもの。彼女が結婚相手に求める何かを僕が備えていないとも限らない。あくまで「結婚」を前面に出して悪条件を克服しよう。
どれを選ぶか、はたまたどれも選ばずに、ただパーティーの流れに身を任せるか……
気が付けばトークタイムは終わりに近づき、どれが正解かわからないまま別れの挨拶を告げた。
楽しかった。
また会えるのだったら会いたい。
名残惜しさを感じつつ、席を後にした。
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