その後、渋谷ラウンジの「憧れの職業の女性」のパーティーには2回ほど参加した。
参加女性はそれぞれに魅力的で、なるほどと思える人気職業についていたが、正直なところ物足りなさを感じた。
原因は同ラウンジ初参加時に出会ったあの女性にあるのは間違いない。
意識などまるでしてないかのように膝を擦り寄せてくるCA美女……
ミステリアスな8番さんだ。
思い出しただけで、彼女の香水が匂ってくる。
その香りにつられるように、スマホをまさぐって確認してしまう。
パーティー中に彼女に送ったこちらのメアドに返信がきてないか。
彼女とのトークタイムを終えて、世の中の大半の男は骨抜きにされてしまうこと疑いないと思ったが、まさに自分がその代表格になってしまった。
ちょっと女性に対する免疫が下がっていたのかな……
たんに女性との出会いだったら、婚活パーティーに通い始めてそれなりにこなしてきた。
でもあういうタイプはかなりレアで。
免疫をつける機会なんてなかったに等しい。
そしてタチが悪いことに中毒性も高くて……
気が付くと僕は、スマホでParty Partyのサイトを開いて、同じようなテーマのパーティーを探していた。
目にとまったのは「キレイ系の女性」。
場所は恵比寿。
うん、求めていたイメージに近い。
でも美人さんが参加しそうなパーティーは男性の参加条件も厳しいのが相場。
諦め半分で確認すると、ギリで満たしていた。
これは行くしかなさそうだ。
再び8番さんに出会うため――
いや、彼女の幻影を払拭するために。
<参加したパーティーの公式サイトはこちらです>
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