ランチも半分くらい終えた頃には、スイーツネタも尽きかけていた。
パーティー中のトークタイムからここまで、ずいぶんお世話になった。
ありがとう、スイーツ。
次のネタはもちろん仕込み済みだ。
スイーツネタから自然な流れで、話題転換を図る。
「そういえば職場ではおやつを食べづらいって言ってましたけど、ネットショップの店員さんでしたっけ?」
「そうですよー」
「そのへん、あまり詳しくないんですけど、ネット専門のお店ですか?」
「うちは実店舗もあって、そこのネット部門です」
「あぁ、なるほど。だったらITにお強いんですね」
「実はそうでもなくて、周りの人たちに教わりながら、なんとか」
「その周りの人たちがおやつを食べない、と」
Eさんは笑ってから、「会社で禁止してるわけじゃないんだけど」と付け加えた。
彼女の話すときの表情などからも、職場の大体の感じは伝わってくる。
多少の不自由さこそあれ、それなりに楽しく働けている職場。
そういえばプロフィールの年収欄にも、それなりの額が書かれていたのを思い出す。
もしかすると、Eさんと同じ年齢のときの自分より高いかもしれない。
その事実に内心で苦笑しつつ、今度は自分の職場に関する情報を彼女に伝える。
この手の情報はむしろ、女性側が欲しているに違いないから。
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