婚活パーティー追想記

恋愛こじらせアラフォー男子が婚活パーティーに参加した体験を追想します

033. 婚活パーティー【体験】初カップリング こだわりを捨てて(10)

運ばれてきた飲み物に口をつける。

 

僕はアイスコーヒーで、Dさんはアイスティー。

 

ストローでミルクを掻き回しながら、同時に頭の中も高速で回転させる。

 

わかっているのは猫好きだということ。

 

「猫、飼ってるんですか?」

 

当たり障りのないことを訊いて、次の話題を捻り出すための時間を稼ぐ。

 

ペットの次は仕事関係が無難だろう。

 

たしか職業欄には「一般事務」と書かれていた。

 

漠然とした記載にしてあるのは、なにか理由があってのことか。

 

① あまり突っ込まれたくないから

② 単純に特徴の薄い仕事だから

 

「実家では飼ってましたけど、今はいないです。飼いたいんですけど」

「今、一人暮らしなんですか?」

「ええ。まだ二年くらいですけど」

「ペット不可の物件とか」

「ペットは可なんだけど、会社いってる間、一人きりにさせとくのは心配で」

「わかります。好きな猫種はありますか?」

「なんでも好きですよ」

 

案の定というか、これで猫の話題は尽きかけた。

 

今まで飼った猫種とか、何歳まで生きたとか、ないことはないが、進展も望めない気がした。

 

幸いなことに「会社」というワードが出てきたので、そこに足がかりを求める。

 

「普段、お仕事は忙しいですか?」

 

見えない地雷を踏まないよう、安全第一で進んで行く。

 

 

<参加したパーティーの公式サイトはこちらです>
PARTY☆PARTY【無料会員登録】

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村
↑ポチっと励みになります!