婚活パーティー追想記

恋愛こじらせアラフォー男子が婚活パーティーに参加した体験を追想します

017. 婚活パーティー【体験】初参加(15)

次に会計事務所勤務のCさん。

 

先ほどの個室でのやりとりが思い出される。

 

「Cさんに感じている魅力の大きさはどれほどのものなのか」

 

自分のことなのに、この期に及んでまだ答えを出せていない。

 

たとえば、自分のことをもっと知ってほしいかと訊かれたら、そうでもない。

 

彼女のことをもっと知りたいかと訊かれたら、そこそこは知りたい。

 

でも、あまり深くまでは望んでいない。

 

知るほどにこちらの責任も大きくなって、どこかの時点で引き返してしまいそうだ。

 

……つまり、そういうことなのだ。

 

うわべだけの付き合いを持ってみたいだけ。

 

もしCさんとカップリングしたら、それは嬉しいに違いない。

 

一階の玄関口で彼女と落ち合って、会話を楽しみながら銀座まで歩いて食事をともにする。

 

あるいはこのまま有楽町でお茶をして、話が弾んだら映画を観たり。

 

そして別れ際には連絡先を交換し、来週末に野球を観に行く約束をするだろう。

 

気持ちのいい野外球場のチケットを取っておくからと……

 

問題はそれらの行為の前提となっているものだ。

 

彼女はあくまで先を見据えて。

 

一方の僕はどこか逃げ腰で。

 

学生の放課後デートに付き合わせる訳にはいかないと思って、僕はカップリング希望からCさんを外した。

 

 

<参加したパーティーの公式サイトはこちらです>
PARTY☆PARTY【無料会員登録】  

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村
↑ポチっと励みになります!