婚活の仕方はいくつもあって、どう進めるかも人それぞれ。
結婚相談所を利用したり、アプリを使ったり、親による代理婚活まで。
そして多くの場合、「条件」を重視します。
たとえば婚活アプリの場合、理想の条件で検索をかけて、ヒットした順に目を通していく。
というのが通常の流れ。
しかし……
これを婚活パーティーにまで持ち込んでしまう人がいます。
トークタイムで対面して、好印象を得てもなお、いざマッチングの希望提出となって一人悩むのです。
でも学歴が、職種が、年収が、年齢が……あと少し、と。
これは婚活パーティーのメリットを自ら潰してしまう、非常にもったいない行為だと思います。
婚活パーティーでは条件に目を瞑って感性で勝負!
そう考える理由を他の婚活ツールとの比較も交えて書いていきたいと思います。
・出会ったからこその利益
当たり前ですが、婚活パーティーに参加してトークタイムが始まった時点で、すでにそのお相手とは出会っています。
直に見て、話して、印象を持った。
これは婚活パーティーが有する最大のアドバンテージで、他の婚活ツールではここにたどり着くまでが一苦労。
ひとつには、好きなだけ条件を並べられる婚活ツールでは、自らが出した条件にカッチカチに縛られてしまうから。
実際に会ったことのない人だけに、条件はしっかり満たして欲しい。
それさえできない人は会う価値もない。
高額な費用のかかる相談所だったり、数千、数万の登録者の中から好き放題に検索できる婚活アプリでは、そうも思いたくなるでしょう。
それが双方向で行われます。
そして、幾多もの困難を乗り越えてやっと出会えた瞬間、なんか思ってたのと違った、と、まるで通販で買った洋服が届いたときのように、心の中にフツフツと怒りと不満が込み上げてくることもしばしば。
婚活パーティーなら、一足飛びできているところ。
だからこそ、婚活パーティーではフィーリングで勝負するべきです。
すでに目の前にお相手がいるのですから。
ここにきて条件沼にはまるのは、婚活アプリで熱心に検索してる状態と同じこと。
せっかく対面したのですから、もし好印象を持ったら、条件面で多少のはがゆさがあっても、カップリングを目指して邁進するのが合理的でしょう。
百聞は一見に如かず、の一見から得られる利益を享受するのです。
・条件で悩んでいる暇はない
婚活において相手に条件をつけたがるのは、自分の好みの問題の他、将来的な計画に沿うためです。
完成形から逆算するように、たとえば老後に別荘暮らしするにはいくらくらいの貯蓄が必要で、子供は何人まで育てることができて、どのくらいの年収ならそれが可能で、この職業なら他より安泰で、といった具合。
このような事情を婚活パーティーに持ってくると、学歴や勤め先、年収くらいはわかりますが、数字では表せないけど計画遂行のために必要なその他の要素、まできちんと考慮するのは難しく、とてもじゃないけどその場で判断がつくものではありません。
1, 2時間で終わってしまうのが婚活パーティー。
あっという間にカップル希望を提出する時刻がやってきます。
最後の猶予もわずか数分。
悩むくらいなら、初めから持ち込まないのが得策でしょう。
・フィーリングが合う人は貴重
数多くの婚活パーティーに参加した自分の経験に照らすと、条件に適う異性は1回のパーティーの中にも数人はいましたが、フィーリングが合う人となると、そうはいませんでした。
3パーティーに1人いるかいないか、くらい。
つまり、外見を含めた第一印象やフィーリングが合致する人は、条件を備えた人以上にめぐり会うのが困難で、とても希少な存在なのです。
そんな異性と向かい合ったとき、条件を気にして目を曇らせている余裕はありません。
少ないチャンスをものにするため、相手にとっても自分が馬の合う人物であることを認めさせなければならないからです。
ひとたびパーティー会場に足を運んだら、お相手のプロフィールを裏返し、自分の感性のみを頼みにするのもいいかも。
・参加者はそもそもフィーリング重視
これはある程度断言できますが、婚活パーティーに参加して相手を求める人は、元からしてフィーリング重視のタイプのはず。
数ある婚活ツールの中から、あえて対面式のパーティーを選んでいるのですから。
費用面で見ても男性は1回5000円あたりで、女性もゼロではありません。
婚活アプリよりはるかに高額で、実際に参加するとなると特に女性は準備にも手を抜けません。
スキマ時間を利用できるアプリと違って、休日を丸1日使うことも。
1回のパーティーで理想の相手とめぐり会える可能性は低く、なんども参加することを前提とする婚活パーティーは、スタッフがお膳立てをしてくれる相談所よりも自助努力が求められます。
そうまでして婚活パーティーに参加するのは、ひとえにフィーリングを大事にしてるから。
たとえあなたにそこまでの自覚がなくても、相手の異性がフィーリングであなたを選んでくる可能性は極めて高いでしょう。
そんなお相手に対して、条件を持ち出すのはナンセンス。
フィーリングで臨んでくる相手に反応できるのはフィーリングだけ。
自分のセンスを研ぎ澄まし、直感で向かっていくのが勝利への近道といえそうです。
以上、婚活パーティーでは条件よりフィーリングを重視、という趣旨で書いてきました。
極端な点もあったとは思いますが、実際の婚活パーティーの場で条件沼に落ちている人たちを見るたびに、せっかく異性と対面してるのにもったいないなぁと常々思っていたことを論じました。
実際、「この人いい感じ!」という感触はなにものにも代えがたいものです。
目の前がパッと開いて、明かりが差し込んでくるような……
もちろん、結婚するとなると条件も必要になってきますが、その場合でも馬が合わないことにはうまくいきようがない、と思ったりするのです。
そして。
婚活パーティーにおいては、条件が悪くてもフィーリングが合うことでカップリングすることも決して珍しくありません!
言い換えれば、条件が悪い人にとっての最後にして最高の切り札。
どうぞこのメリットを活かしてください。
あなたのフィーリングを信じて。
みなとんでした。
※今後も関連トピックについても書いていきますので、引き続きブログをお読みいただければ幸いです。
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