……マジか?
もう一度、画面を見直すが、間違いなくEさんとカップリングしている。
いいなアピールがなくて、一段飛びでのカップリング成立。
う~む。
Eさんにどんな心境の変化が起こったのだろう。
あるとすれば、僕からのいいなアピールを見て、その気になったとか。
あるいは、元々がいいなアピールをくれた人にカップル希望を出す主義なのかもしれない。
自分がいいなアピールを出した出さなかったにかかわらず……
推論は尽きないが、ひとつ確かなのは、当然といえば当然だが、彼女もカップリングしたかったということだ。
一応、僕もその候補に入れてもらったらしく、多少なりとも縁があって今回カップリングした。
そんなところだろう。
それにしても……
掴みどころのない人だな、という印象のEさん。
率直に言えば、僕の好みには触れたけど、一般的な男性にとっては少し微妙だろう。
その微妙さが、彼女をパーティー会場へと足を運ばせている。
「それでは男性の皆さんからご退出をお願いします。カップリングした方は、一階ロビーでお相手の女性様をお待ちください!」
まずは再会してからだ。
自らを励ますように、他の男性参加者に先駆けて会場の出口へと向かった。
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