婚活パーティー追想記

恋愛こじらせアラフォー男子が婚活パーティーに参加した体験を追想します

035. 婚活パーティー【体験】初カップリング こだわりを捨てて(12)

 関連する話題で多少話した後、これ以上、Dさんに無理をさせるのも悪いと思って、「時間、まだ大丈夫ですか?」と尋ねた。

 

彼女が「そんなに時間もないので」と言っていたのを利用したのだ。

 

口にしてから、この問いかけは少し強引というか強制力が強すぎて、彼女に対して申し訳ない気持ちが湧いてくる。

 

このような場面で「時間は大丈夫か」と帰りを促されて、まだ話したいことがあったとしても、そうと告げられる女性は少ないだろう。

 

そのあたりの形式がわかっているから、お互い笑顔にはなれる。

 

そして、席を立つ前に、形式がもう一つ。

 

「もしよかったらLINE交換しませんか?」

 

これも断ることが難しい問いかけだが、訊く方もなかなかに微妙だ。

 

もし訊かなければ、それはそれで、あなたに興味を持てませんでした、と宣言するに等しく、相手を一方的に拒絶することになってしまう。

 

逆に女性の方から、特にDさんのような性格の人から、LINE交換を言い出すのはよりハードだろう。

 

「はい、そうしましょう」

 

笑顔でスマホを出す彼女に、僕もスマホを出して登録を済ませる。

 

形式なので、必ずしもメッセージまで交換していく義務は両人にない。

 

「帰りは電車ですか?」

「ええ、○○駅で○○線に乗り換えです」

「だったら途中まで一緒しませんか。僕は○○駅まで行くので」

 

会計を済まして上野駅に向かう。

 

日はまだ高かったが、風は涼しさを増して気持ちよかった。

 

喫茶店の滞在時間は1時間ほど。

 

話題に詰まりながらも、それなりの時間を保てただろう。

 

 

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