4名の方から連絡先が届いています。
Party事務局からのメールにはそう書かれていた。
席番号と名前、そして連絡先のメールアドレス。
パーティーでカップリングしなくても、ここから関係を始めることもできる。
4名を確認すると……
Aさんはなかった。
Bさんもなかった。
Cさんはあった。
他の3名はよく憶えてないが、いいなアピールをもらっていたような気がする。
ここでも様々な感情が湧いて、迷いも生じた。
まずはAさんのこと。
これで完全に接点が断たれた。
自分も連絡先を送ることはできたのに、しなかったのだから、残念だと思う資格さえない。
ただ、微かな悲しみと切なさが残ったのは事実だ。
次にBさん。
実はダメ元の延長線上で、連絡先を送っていた。
今頃、彼女の携帯にもParty事務局を通して、僕の連絡先が届いているのだろう。
だから待つだけだ。
期待はしないで。
そしてCさん。
連絡先が来たことを勘案すると、カップリング希望を出してくれた3人のうちの1人だと推察できる。
好意を寄せられるのは当然、嬉しいし、僕にも同じ気持ちがないわけではない。
今からでもこうしてお茶でも飲みながら、色々話したいと思う。
しかし、カップリング希望を出さないと決めた以上、連絡先も送らなかった。
だから送られてきた連絡先に、メールを出すこともないだろう。
「恋人」すら信憑性が薄い婚活の世界で、「友達」なんて存在できるはずがなかった。
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