婚活パーティー追想記

恋愛こじらせアラフォー男子が婚活パーティーに参加した体験を追想します

132. 婚活パーティー【体験】結婚を意識した初めての女性(4)

2番さんの職業は、予想した通り接客業だった。 販売員というので、なにを売ってるんですか、と訊くと、服です、と明るい声が返ってくる。 アパレルショップの店員さんだ。 高級ブランドというよりは、ショッピングモールなどにも入っているファストファッシ…

131. 婚活パーティー【体験】結婚を意識した初めての女性(3)

受付を済ませた僕は、スタッフに案内されて最初の個室へと向かう。 外がもう暗くなっているせいか、会場内の明かりはいつもより眩しく感じられて、それが少し虚しくて、なんとなく冬らしいと思った。 残念ながら一大イベントであるはずの自分の誕生日はイベ…

130. 婚活パーティー【体験】結婚を意識した初めての女性(2)

会場は久しぶりの有楽町だった。 参加人数は男女16対16。 欠席などなければ、16人のパーティー初参加の女性と会える。 僕が申し込むと男性側はすぐに締め切りになったので、特に男性に人気のあるテーマだとわかった。 前回の失敗した流れを考えれば、それも…

129. 婚活パーティー【体験】結婚を意識した初めての女性(1)

「映画好き集まれ」のパーティーが終わって一週間ほど。 カップリングして連絡先も交換した5番さんからは、メッセージのひとつも来なかった。 男性側から送るのが礼儀だとすれば、僕からも送らなかったので、当然の成り行きかもしれない。 それでも…… もし彼…

128. 婚活パーティー【体験】友達参加の片方とカップリング(14)

カフェに入った僕と5番さんは、窓際の席に座ってコーヒーカップを口元に運ぶ。 よく婚活情報誌なんかには、最初のお茶は短く済ます、長くても1時間、もう少し話したいと思えるところで切り上げるのが妙、なんて書かれている。 その真偽はともかく、概ねは賛…